この記事は以下のような方におすすめです。
- 大学院入試自体が不安
- もし落ちてしまったら路頭に迷ってしまいそうで怖い
- ぶっちゃけ受かる気がしない


大学院入試、落ちたらどうしよう、、、人生終わる、、
そんなことを常に考えていました。
同じような悩みを抱えている方に考えて欲しい事が1つあります。
もし落ちてしまったらどうしますか?
「いや、滑り止めもあるし大丈夫でしょ、、」
それでは少し今後に不安が残ってしまいます。
運転と同じで、院試も「かもしれない」と思うことが非常に大切です。
確かに大学院入試は大学入試と比べれば倍率も低いですし受かりやすいかもしれません。
ですが一定数落ちてしまう人がいるというのも事実です。

私が受けた専攻では、毎年10~30人程度落ちています。
そのため、どんなに頑張っていてももしかしたら落ちてしまうかもしれないのです。
もし落ちてしまった時に『人生終わった、、』となるのではなく、あらかじめ次の行動を考えて置くことが大切なのです。
なので、今回は自信がある方にもない方にも1度は見て欲しい内容となっています。
考えたこともなかった選択肢があるかもしれないので、是非1度お読みください。
目次
1. 院試の時期は?

まず初めに院試がいつ頃行われるのか解説していきます。
基本的に院試は夏、7月下旬〜8月にかけて実施している大学院が多いです。
その2ヶ月前、つまり6月頃に出願があります。
英語スコアの提出を要求されている場合は、この出願までにスコアを用意しておかなければなりません。
余談ですが、院試に必要なTOEICの点数ってどれくらいかよくわからなくないですか?
こちらに私なりの見解を載せているので、気になる方はぜひ1度ご覧になってみてください。
そして院試当日を迎え合否連絡を待つ日々が続きます。合否が出るのは大体9月初めくらいですかね。
この合否が出た時に、その後どうするのか選択を迫られます。

極端な話、院試に合格した上でそれを辞退することだって可能です。
では、院試に落ちてしまった場合にはどうしたらいいのでしょうか?
2. 落ちてしまった時の選択肢

さて、本題ですが、大学院入試に全落ちしてしまった時の選択肢としては以下のようなものがあります。
- 後期受験に備える
- 院試浪人で時間に余裕を持つ
- 急いで新卒就職を目指す
- 好きな事をやりつつ既卒就職へ
- とりあえず、、研究生になっておく
意外と多い!と思っていただけましたか?
感じ方は人それぞれかと思いますが、順番に1つずつ解説していきますね。
2-1. 後期受験に備える
まず前提として、これは実施している大学院としていない大学院があります。
実施している大学院は、大体2月頃に後期試験があり、前期ほど多くはありませんが募集している場合があります。
後期受験のメリットとしては、
- 空白を作ることなく進学できる
- 前期で得た知識を無駄にしない
- モチベーションを保ったまま入学できる
- 忍耐力がつく
また、デメリットとしては、
- 今いる大学の定期試験と被る可能性がある
- 院試勉強を継続することが難しい
- 後期で落ちてしまった時の後がきつい
のようなものがあります。
後期受験でも落ちてしまった時に、院試浪人すると割り切ることができる人にはおすすめだと思います。
しかし、大学院進学に対するモチベーションがそれなりに高くないと、勉強を継続することが難しくなってしまいます。

もう一度大学院に行く目的をよく考えて検討してみてください。
2-2. 院試浪人で時間に余裕を持つ
続いての選択肢は、院試浪人です。
これは言葉の通り、来年の夏もう一度大学院入試を受けるというものです。
院試浪人をするメリットとしては、
- 1度気持ちを切り替えられる
- 他に何かに挑戦する時間ができる
- 新卒のカードを切らずに進学できる
デメリットとしては、
- 空白が出来てしまう
- 就活の時に空白について聞かれる
- モチベーションの維持が大変
このようなものがあります。
後期受験と似た特徴を持ちますが、大きく異なるのは時間の余裕です。
院試浪人を1度決めた場合、かなり時間が生まれますから、十分院試勉強に時間を費やすことができるでしょう。
何か他にも挑戦したいことがある場合には、急いで後期受験するよりも院試浪人という選択を取る方がいいです。

時間に余裕を持つというのは大事ですよね
2-3. 急いで新卒就職を目指す
続いては新卒就職です。
これは、大学院に落ちてしまった後から就活を始めるというものです。
いわゆる『秋採用』や『冬採用』というやつですね。
こちらのメリットとしては、
- 一度手放したら入手できない新卒というカードがある
- 周りと同じタイミングで就職できる
- 周りに協力してもらえる
デメリットとしては、
- 時間に余裕がない
- インターンに参加する機会がない
- 募集人数が少ない
これらが挙げられます。
新卒であることは確かに強いという反面、時間に余裕がないというデメリットが気になります。

就活も準備がとても重要になってきます
2-4. 好きな事をやりつつ既卒就職へ
続いて既卒就職です。
大学院入試が終わってから半年間就活準備をした後、次年の春から就活を始めていきます。
こちらのメリットは、
- 就活準備に時間をかけられる
- 就活が終わってからやりたいことができる
- 大学生活とのメリハリがつく
デメリットとしては、
- 新卒ではなくなる
- 既卒を就活で生かしづらい
- 周りと1年間差がつく
などが挙げられます。
既卒就職は、なにより新卒ではなくなってしまうことが最大のデメリットとなってしまいます。
もし時間に余裕を持ちつつ新卒でありたいという方は、『留年』という選択をとるのもありかもしれませんね。

私の周りにも留年して新卒就職した人がいます。
2-5. 研究生
最後に紹介するのは研究生です。
研究室では、大学を卒業後に『研究生』として籍を置かせてくれる教授もいます。
これを行うメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 進学のモチベーションにつながる
- 就活で話せる
- 好きな研究を続けられる
そして、これには特にデメリットはないと個人的には思います。

ですが今すぐに進路決定をしたい!という方にはおすすめしません
とりあえず研究生になっておけば、どの進路を選んだとしてもその後のキャリアにとって良い影響になるはずです。
どうしたらよいか全然わからなくなってしまった場合には、一度教授に相談してみましょう。
3.進路の決め方

はいはい選択肢はわかったけど、どうやって選べばいいの?となりますよね。
大学院に落ちてしまった際の進路決定には、以下の基準で考えることを勧めます。
- 少しでも早く進路を決めたいかどうか
- 研究者になりたいのか就職したいのか
- どのレベルを目指すのか
これらを総合的に判断することによって、だんだん自分の進路が見えてきます。
高いレベルの進路を目指すのであれば、もう一度時間をかけて努力をする必要があります。
これからどうしたいのか、どうなりたいのかをよく考えてみましょう。

焦って決めても後悔する選択になってしまうことが多いですからね
以上となります。
最後に、どの選択を取るにしろやっておいて損のないことが一つあります。
それはTOEICです。
TOEICのスコアは進学するにしろ就職するにしろどちらでも重要になってきます。

私は2か月で300点TOEICの点数を上げることに成功しました
こちらにTOEICで高得点を取るためのロードマップを載せておくので、ぜひ1度ご覧になってみてください。
また、TOEICの点数をとりあえず100点上げたい!という方は以下のサイトもチェックしてみてください。
TOEIC対策なら100UPシリーズ【Z会CA】ではまた。
