この記事は以下のような方におすすめです。
- 大学院進学後の生活が不安
- 学歴ロンダリングして大丈夫か知りたい
こんにちは。
本日は私が東大大学院に入学してから半年で辞めそうになった話をしようと思います。
これを見ている皆さんは今私と同じ大学院生か、それを控える学部生でしょうか。
今回は私がなぜ辞めそうになったのか?について詳しく話していきたいと思います。
入学直後~3か月
私は私立大学の4年制の薬学部を卒業後、国立の大学院に進学しました。
その際研究分野を大きく変えたため、入学前からかなり不安はありました。
進学する研究室には学生が少ないことからも不安でした
同じタイミングで入学する同期が私含めて3人いたのですが、「みんな天才なんだろうな…」と思っていました。
「東大大学院に入学するなんてあんたも天才の一人じゃないか!」
と思ったそこのあなた。
そんなことはありません。本当に。
なぜなら私は超学歴ロンダリストだからです。
超学歴ロンダリストとはなにか。
それは大学に推薦入学し、さらに大学院で学歴を高める人を指します。
もちろん私の造語です
つまり私は大した自頭もないのに東大大学院への合格を果たしてしまったのです。
それは不安になって当たり前ですよね。
その不安は的中し、入学してすぐのゼミで早速レベルの違いを実感しました。
日本語でも理解できない論文が英語で襲い掛かり、自分のテーマに関連した論文紹介でさえ全くついていけませんでした。
さらに先ほど研究分野を変えたと言いましたが、実験手技にもとても苦労しました。
バイオ系の研究室ですので細胞を培養するところから始めたわけですが、これがまた大変です。
なぜなら私は細かい作業が基本的に苦手なのです。
「えっ?」と思いますよね。
ならなんでそんな細かい作業を必要とする研究室をわざわざ選んだのか。
それは詳しく語るととても長くなってしまいそうなので、ここでは簡単に「挑戦したかった」ということにしておきます。
そして一番の難関だったのが5月末に控えていた自身の論文紹介です。
学部の頃には一回しかやったことがないので、自信のじの字もありませんでした。
とにかく全訳し、わからないところは他の論文を読み…の繰り返し。
質問にも答えなければいけないので、先輩に協力を依頼し想定質問も用意しました。
自分の中でそれなりに臨んだ本番。
思った以上に撃沈しました。
想定していた質問にも上手く答えられず、想定外の質問などもってのほかで。
この先どうなるんだ…という気持ちしかなかったです
そんなこんなで入学直後から3ヶ月間、なにをするにも右も左もわからないという状態でどんどん過ぎ去っていきました。
3ヶ月~半年
3か月が過ぎ、なんとなく研究室の雰囲気や基本的な実験手技には慣れてきました。
しかし新たな問題に直面します。
それは「就活」です。
就活がどんどん早期化していることを知り、6月からESを書いたり自己分析をしてみたりしました。
この時期から自分のキャパシティを超えてきている感じがしました。
新しいことを同時にいくつも始めるのは自分には向いてなかったんです。
ですがありがたいことに、就活は比較的うまくいきました。
数十倍の倍率のインターンシップ選考を勝ち抜き、貴重な体験をすることもできました。
「研究」と「就活」。
どちらかがうまくいき、どちらかはうまくいかない毎日でした。
ここで10月に入り、最悪の事態が起きます。
そうです。新型コロナウイルスの感染です。
そのせいでせっかく30~50倍の倍率を勝ち抜いたにもかかわらずインターンシップを欠席することになりました。
当然研究室にも1週間行けず、研究に遅れが生じてしまいます。
そしてここで、私はある決断をします。
続き、気になりますか?
気が向いたらこの続きをまたお話したいと思います。